【大分】大分市の大分商業高国際経済科2年、橋本拓海さん(17)がアジア最大級のストリートパフォーマンスの祭典「大道芸ワールドカップin静岡」(31日~11月3日・静岡市)に初出場する。日頃はジャグリングパフォーマー「TAKUMI」として活動。各地のイベントで中国ゴマ(ディアボロ)を使った大技やトークを交えたショーを披露する。
3歳で大道芸を見て、2年後には独学で始めた。滝尾中1年の冬、佐伯市であった世界的なジャグリングパフォーマーの望月ゆうさくさん(37)が講師を務めるワークショップに参加。世界レベルの技と表現力に衝撃を受けた。
放課後や休日に毎日4~6時間、基礎から技術をたたき込んだ。2023年3月には、「九州ジャグリング大会」男子ジュニア部門に初めて出場し、初優勝した。
現在は大分市アーティストバンク登録アーティストとして活動する。県内の商業施設や地域の祭り、大道芸フェスティバルなどに出演。ダイナミックな空中技が決まるたび、観客から大きなどよめきと拍手が起きる。ディアボロのほかボールやリングも自在に操り、軽快な語り口で会場を沸かせる。
大道芸ワールドカップin静岡には国内外の一流パフォーマーが集う。橋本さんは演技動画による審査に初めて挑み、出演の切符を射止めた。
ステージは約20分間。最大の見せ場は、四つのディアボロを同時に操る技や、高さ20~30メートルのトスと自身のアクロバットを融合させた演技。本番に向けて、自宅近くの公園で技の精度を研ぎ澄ます。
「自分の演技を見て、少しでも元気や思い出を持ち帰ってもらえたらうれしい。一人でも多くの人に感動を届けるパフォーマンスをしたい」と話した。