ムービーアワー「猫たちと7000マイルの旅」 責任ある飼育とは何か

「猫たちと7000マイルの旅」の一場面(ⓒ2025 Gray Hat Productions LLC All Rights Reserved)

 国境を超え、野良猫を救おうとする活動家を追ったドキュメンタリー。
 米国ミルウォーキーで猫カフェを開くケイティ・マクヒューさんは、アラビア半島の国、カタールの野良猫や保護猫25匹を米国に連れ帰り、里親を見つけようと計画する。カタールの首都ドーハで、猫の保護に取り組むウマイル・カーンさんらと協力しながら活動を進めるのだが…。
 急速な発展を遂げ、裕福な国と称されるようになった同国。人口の89%を占めるのは国外からの臨時労働者だ。彼らの多くは滞在時にペットを飼うが、帰国時は捨てられてしまう。「野良」の多くは保護されない限り、病気やけがを負っても放置されている。
 作品に登場する「ネコちゃん」は個性的でかわいい。愛すべき存在を守ろうと奮闘するケイティさんたちに思わずエールを送ってしまう。だが、ほっこりした味わいの奥に「責任ある飼育とは何か」という疑問が残る。ペットのいる人には見てほしい一本。

 シネマ5bisで19日(土)~25日(金)の午前9時半、午後1時半。

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 「大分合同新聞ムービーアワー」は厳選した映画をお届けするプロジェクト。テーマや話題性を吟味した作品を週替わりで上映します。

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