県私立高校体育大会の開会式が24日、大分市のクラサス武道スポーツセンターであった。今年で41回目を数える大会は、公立校になかなか勝てない私立校同士が切磋琢磨(せっさたくま)する場として始まったという。今年の選手宣誓は岩田の女子バスケットボール部主将、鷲野優さん(2年)。一度も目線を落とすことなく、堂々と披露したファイティングスピリッツあふれる宣誓の全文を紹介する。
宣誓。
今日を迎えるまでに、苦しい練習や悔しい敗戦に、何度も涙を流してきました。それでも自分を信じ、仲間と励まし合い、前を向いてきました。
そして、私たちは今、この舞台に立てる喜びを当たり前だとは思いません。この夏、大きな地震や豪雨による災害が発生しました。今でも日常を取り戻そうと、懸命に歩み続ける方々がいます。
家族と過ごす時間、仲間と笑い合える時間、思いきりスポーツに取り組める環境、その全てがかけがえのないものであることを、あらためて感じました。
「当たり前は決して当たり前ではない」
私たちは、このことを忘れてはなりません。いつでも熱心に指導してくださった先生方、共に励まし合った仲間、どんなときも支えてくれた家族、そして、この大会の開催に向けて準備をしてくださった方々、全ての方に心から感謝し、最後の1秒まで諦めません。
そのひたむきな姿が、支えてくださる方々への恩返しとなり、未来へ挑戦する勇気と希望につながることを信じています。
高校生の情熱と誇りを胸に、この一瞬に感謝し、私たちの全てを懸け、最後まで精いっぱい戦い抜くことをここに誓います。
令和8年8月24日
選手代表 岩田高等学校 女子バスケットボール部主将 鷲野優