地球さんご賞おおいた実行委員長 下川宏樹
まずは添付の写真を見てほしい。自宅近所の住吉川(大分市)だが、ここに、しょっちゅうゴミが投げ捨てられているのだ。レジ袋、空き缶、菓子の空き袋、弁当のプラスチック容器、ペットボトルといったパターンが多い。同じ人物なのか、何人もいるのか。ゴミを見るたびに嫌な気分になる。
住吉川は両岸をコンクリートで固めた「大きな水路」のような2級河川で、大分市新春日町付近は、川底から道路まで5メートルほどの高さがある。よって、ゴミを拾いに行くのは至難の業だ。
水は澄んでいて、カモ、サギ、セキレイといった鳥がおり、カラスが水を飲みに来ているのもよく見かける。カメや魚も泳いでいて、普段はとてものどかなのだ。
大雨が降ると水の流れが急になり、とどまっていたゴミは流され、別府湾に押し出される。川から海にゴミが移動しただけで、結局は、捨てた人物がどこかの場所を汚染しているわけだ。
ゴミの中には食べかす、容器や袋に付着したままの油や塩分、酢やしょうゆなどいろんな成分の水分が残っていると思われる。
この暑い夏場。添付の写真のように、丁寧にレジ袋にゴミを入れて口を縛り、捨てたままの状態で同じ場所に停滞していたら、すぐに腐ってしまうだろう。臭くなるからやめてくれ。
川にゴミを捨てている人へ。プラスチックのゴミは分解されないという「地球規模の問題」もあるが、それ以前にまず、近所迷惑という「地域規模の問題」を起こしていることに気付こう。
もしも自分の家の風呂に、知らないヤツから腐ったゴミを頻繁に投げ捨てられていたらどうだ。考えたら分かることだ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
地球さんご賞は、命や自然、環境の大切さをテーマにした、子どもたち(小中学生対象)の作文コンクールです。募集要領と原稿用紙をPDFで添付していますので、奮って応募ください。