富士フイルム子会社大分工場の新製造棟が完成 生産能力3倍、最先端半導体材料に対応

完成した新製造棟=21日、大分市

 半導体材料を製造する富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ(横浜市)大分工場の新製造棟の開所式が21日、大分市下郡の現地であった。
 同社は富士フイルム(東京都)の子会社。同工場では半導体の表面を均一、平らにする研磨工程で使う洗浄液「ポストCMPクリーナー」を製造している。
 2020年に取得した工場隣接地に鉄骨4階、延べ床面積約3600平方メートルの新棟を建設。最先端半導体材料に対応した自動生産設備や品質評価機器を導入した。投資額は約70億円。新たに10人を雇用した。
 増設で生産能力が3倍になった。同工場の生産量は公表していない。30年度までにフル稼働を目指す。
 開所式には約60人が出席。小林茂樹社長は「ポストCMPクリーナー製造は、人材や技術など全てがそろう大分がマザー工場。旺盛な顧客ニーズに応えたい。海外の拠点に、大分で培った技術の提供も期待できる」と話した。

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