県産露地カボス旬入り、大分市の公設市場で宣言式 水不足で小ぶりでも「果汁たっぷり」

果汁たっぷりのカボスをアピールする峯孝義部会長=20日、大分市豊海の市公設地方卸売市場

 県産露地カボスの旬入り宣言式と出荷式が20日、大分市豊海の市公設地方卸売市場であった。生産者らが爽やかな香りとまろやかな酸味をアピールした。果汁割合が20%以上になる時季をめどに毎年、宣言をしている。
 県カボス振興協議会長の石井聖治県農林水産部長が「今年は裏年だが、着果量は『やや少ない』にとどまっており、収穫量は大きく減らないと見込んでいる。果汁たっぷりの上質な仕上がりになっている」とあいさつ。旬入り宣言書を市場関係者に手渡した。
 この日は、竹田市や臼杵市などから入荷した574キロが競りにかけられた。1キロの平均価格は668円で昨年同時期と比べ109円高かった。2キロ箱の最高値は1800円だった。
 協議会によると、本年の生産量は、昨年より200トン少ない5500トンと予測。九州を中心に、関東や関西に出荷する。
 JAおおいたカボス部会の峯孝義部会長(75)=臼杵市=は「水不足のため、やや小ぶり。どんな食事にも合うので、たくさん消費してほしい」と話した。
 協議会は22日~9月27日、PRイベント「大分かぼすジャック!!」を県内各地で開催。カボスを使った料理の提供や果実の無料配布などをする。

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