ムービーアワー「ヒトラーの毒見役」 傷つきながらも連帯する女性たち

「ヒトラーの毒見役」の一場面(ⓒ2025 Lumière & Co. / Tarantula / Tellfilm / Vision Distribution)

 第2次世界大戦時、ナチス・ドイツのヒトラー総統の毒味役を強いられた女性を描いたドラマ。
 1943年11月、秘書の仕事をしていたローザは、爆撃から逃れるため、ベルリンから義父母がいる田舎へとやって来る。戦地にいる夫からの手紙を胸に、その帰りを待ちわびていた。
 ある日、家に押しかけた兵士によって理由を告げられないまま連行。6人の女性と共にヒトラーの昼食、夕食の毒味役をすることになるのだが…。
 2012年に「自分はヒトラーの毒味役だった」と明かした女性の証言を基にした物語。彼女たちは体調や精神状態が悪くても食べなくてはならない。体に異変を起こしても、すぐには助けてもらえない。拒否しようものなら、銃を突きつけられる。
 任務は非人道的で過酷。だが戦争は彼女たちの実生活にも、暗い影を落とす。傷つきながらも、連帯する女性たちの姿は胸を苦しくさせる。

 シネマ5で22日(土)~28日(金)の午後3時5分。22、26、27日は同8時25分も上映。

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 「大分合同新聞ムービーアワー」は厳選した映画をお届けするプロジェクト。テーマや話題性を吟味した作品を週替わりで上映します。

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