【別府】熊本地震で避難生活を続ける被災者の疲れをほぐそうと、別府市と市の外郭団体「ビービズリンク」は7日から、熊本県八代市の指定避難所敷地内で移動型温泉施設「幻想の湯」による入浴支援を始めた。20日まで。
施設は空気で膨らませて設営するタイプのテント内(広さ約90平方メートル)に男女別の浴室と更衣室を設置。それぞれ縦2・2メートル、横3メートル、深さ0・6メートルの浴槽を備え、夕方から午後9時まで利用できる。
期間中、別府市内の泉源から毎日10トンの湯をくみ上げ、温泉運搬車2台で現地に運ぶ予定。
別府市役所で7日にあった出発式で、長野恭紘市長が「10年前は私たちも被災者だった。別府市民の熊本を応援する思いも伝えてほしい」と激励。派遣職員を代表して日置伸夫防災局長(59)が「一瞬でも別府温泉の癒やしを感じて頂けるよう運営したい」と述べた。