「佐賀関大火被災者に元気を」児童生徒が出店へ 25日に関の夜市、店頭で接客も

25日に早吸日女神社で開かれる関の夜市でひもくじ店を出す児童生徒=大分市佐賀関

 【大分】大分市佐賀関の早吸日女(はやすひめ)神社の境内で25日午後5時から「関の夜市」が開かれる。地元の商工青年部や商店街などが店を出す中、佐賀関小、中の児童生徒約20人は大規模火災で被災した地域を盛り上げようとひもくじ店を開く。児童生徒は「佐賀関の人たちが元気を取り戻せる祭りにしたい」と意気込む。
 出店は県内で親子体験イベントを開催する「地域共育ラボ」の吉田由花代表(40)=佐賀関=が企画。地域のために活動したいという児童生徒に参加を呼びかけた。
 店はひもを引くとさまざまな景品がもらえる「ひもくじ」に決定。児童生徒はくじを引く箱を段ボールで作った。景品の缶バッジやシールには関あじやタイ、風景など、佐賀関をイメージしたイラストや写真を取り入れた。1回200円で夜市当日は児童生徒が店頭で接客や景品の受け渡しなどをする。
 佐賀関小5年の東光慈久(いつく)さん(11)は「早吸日女神社にちなんでタコを描いた。被害を受けた友達や来た人が頑張ろうと思えるような祭りにしたい」。佐賀関中2年の伊藤伶香さん(13)は「佐賀関が復興するための力になりたいと思って参加した」と話した。
 吉田さんは「子どもたちの姿を見た住民が、これからの地域への希望や愛着を持ってもらえれば」と期待した。

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