同じ名前の女性2人が友情を育み、自らが抱える苦しみに向き合う姿を描いた浜口竜介監督のドラマ。
マリー=ルー(ビルジニー・エフィラ)はパリ郊外の介護施設「自由の庭」で施設長を務める。認知症入所者を一人の人間として尊重するようなケアを実践しようとするものの、人手不足の中、スタッフの理解を得られず、反発を受ける。
燃え尽き症候群寸前だった彼女は、知り合ったばかりの演出家、真理(岡本多緒)が手がける舞台を鑑賞し、感銘を受ける。公演後、真理に質問をしたことを契機に言葉を重ねるようになる2人だったが、真理は重いがんに侵されていた。
社会的な構造、あるいは健康に限界を感じながらも人生を闘っているマリー=ルーと真理。共鳴し合うかのように互いの人生を思いやりエールを送っていく。
二つの言語を混ぜ合わせて使いながら、会話を進めるシーンは印象的。国や環境という垣根を越えた絆の物語は心に迫ってくる。
シネマ5で25日(土)~31日(金)の午後0時20分、同6時25分。26、28日は同6時25分の回を休止。
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