「日本SF大会」大分県内で初めて開催 作家のトークショーや同人誌コーナーも

第64回日本SF大会が大分で初開催された。開会を宣言する滝川豊美実行委員長(中央)=11日、大分市金池南のJCOMホルトホール大分

 第64回日本SF大会(通称HELLCON=へるこん)が11日、大分市金池南のJCOMホルトホール大分で始まった。12日まで。
 1962年から毎年、SFと関連分野の文化交流を目的に、ファンが自主的に開いてきた、過去には星新一、小松左京、筒井康隆らも企画・運営に携わっていたという歴史あるイベントで、九州では30年ぶり、大分では初開催。
 初日は大ホールで開会式があり、別府市出身の滝川豊美大会実行委員長が「地元でやりたい気持ちで何とか開催にこぎ着けた。みなさんこれから地獄にまいりましょう」と開会宣言。
 続いて、熊本市在住の星雲賞・日本SF大賞作家で「黄泉(よみ)がえり」のヒットで知られる梶尾真治さんがトークショー。幼少から初小説執筆時までのエピソード、書くことへの思いなどを語った。
 会議室でも「立川わんだのSF落語」「日経『星新一賞』を語ろう」など、初日は37の多彩な企画を展開。同人誌やグッズ販売コーナーも設置され、目当ての作家らの品物を買い求めるファンでにぎわっていた。
 山梨県から訪れた還田伊津子さん(68)は「好きな人が集まりみんなで楽しめるイベント。大分は初めてだが、山梨も温泉が多いので親近感がある」と笑顔。
 運営には国東高校から2日間で生徒15人がボランティアで参加。企画のタイムマネジメントなどを担う。
 ゲスト招待された作家や編集者、研究者らを含め、500人を超える参加者が県内外から来場した。最終日の12日は星雲賞の受賞セレモニーなど33企画がある。

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