県内初、臼杵タクシーが軽EV導入 狭い路地も進入可「気軽に呼んでもらえる地域の足に」

県内初の軽乗用車のEVタクシーを導入した臼杵タクシーの太田直樹社長=6月、臼杵市二王座

 【臼杵】臼杵市臼杵の臼杵タクシー(太田直樹社長)が電気自動車(EV)の軽乗用車タクシー(乗客定員3人)を導入した。利用者ニーズに応えたもので、九州運輸局大分運輸支局によると、軽EVタクシーの車両登録は県内で初めて。
 市内には古くから残る二王座地区の城下町や海沿いの集落など、道幅が狭く普通車では進入しにくい場所も多い。同社によると、これまでは車両が入れず、利用者が自宅から離れた場所まで歩いて乗車するケースもあったという。
 以前から軽乗用車タクシー導入を検討してきたが、普通車両に比べて乗客定員が1人少なくなることがネックだった。近年の燃料費高騰への対応や環境負荷低減に加え、運転しやすい軽乗用車の導入で若年層や女性ドライバーの確保につながればと踏み切った。
 今回の導入は1台で、今月から市内を走行している。料金は通常のタクシーと同じ。
 太田社長は「軽EV車両の導入でよりドア・ツー・ドアに近い送迎ができる。狭い路地で暮らす高齢者らのためにも可能な限り自宅近くに車を寄せたい。気軽に呼んでもらえる地域の足として、サービスの向上を目指す」と意気込んでいる。

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