【中津】中津市を盛り上げようと、中津東高マーケティング部(樋田彩花部長、15人)は、地元のソウルフード唐揚げの廃油を再利用したキャンドルを商品化した。JR中津駅近くにある2つの商店街の店舗を紹介したガイドブックも製作。部員は「多くの人に使ってもらい、地域の魅力に触れてほしい」とPRしている。
「若者のアイデアや企画力で地域を活性化させたい」と考える中津商店街連合会と連携。昨年度の県事業として、現在2、3年生の部員8人が取り組んだ。
キャンドルはSDGs(持続可能な開発目標)の観点から中津らしい商品を検討する中で、唐揚げの廃油に着目。作りやすく実用的でインテリアにもなると選んだ。
商品名は「からキャン(からあげキャンドル)」。商店街で唐揚げを販売する店舗の廃油と樹脂ワックスの配分などを工夫し、何度も試作。アロマの香りがほのかに漂い、グラスに入ったアイスティーのようなおしゃれなデザインに仕上げた。
2種類あり、大が700円、小が500円。日之出町商店街内の「だがしやまほう堂」で販売している。
ガイドブック(A5サイズ、18ページ)は日之出町と新博多町両商店街の魅力を伝えるのが狙い。飲食、靴、服、着物、ミシンを扱う小売店など多様な26店舗を載せている。
取材、編集からデザインまで全て自分たちでした。ユニークなのは店の紹介文に、自身の感想やお薦めポイントなどを添えているところ。「チャーシューがたっぷり」「裁縫を始めてみたくなるかも」といった一言が楽しい。
千部を製作。中津耶馬渓観光協会や市観光課、市内のホテルなどに置いている。
「初めての作業が多くて大変だったけど、地元の人と触れ合いながら、知らなかったことも学べ、とても楽しかった」と部員ら。
樋田部長は「市民はもちろん、市外の人が商店街に訪れるきっかけになれば」と話している。