ハーモニーランドリゾート化、サンリオが30ヘクタールの土地取得 キティキャッスルなど既存エリア改修へ

リゾート化の計画について説明する小巻亜矢社長(中央)=15日、県庁

 サンリオエンターテイメント(小巻亜矢社長、東京都)は15日、日出町のハーモニーランドで進めるリゾート化構想の進捗(しんちょく)状況を発表した。周辺の土地約30・85ヘクタールを新たに取得。シンボル的施設「キティキャッスル」など既存エリアの改修にも取り組む。段階的に開発を進め、開園45周年を迎える2036年ごろの完成を目指す。
 取得したのはハーモニーランドに隣接する同町藤原の土地。具体的な場所は公表しなかった。現在はパークや社屋、駐車場を合わせて8ヘクタールほどの敷地面積で運営しており、約3・8倍の開発可能な土地を確保した。今後、ホテル建設など活用方法を決める。
 既存エリアでは、老朽化が進むキティキャッスルの建物を調査し、施設のコンセプトも含めて新たな活用案を検討。改修には複数年かかる見込みで一時閉館して対応する。時期は未定。
 来場者がリゾートづくりに関するアイデアを考え、語り合える場を今年冬ごろに新設。人気キャラクター「バッドばつ丸」がテーマのコンテナ型店舗を本年度中に設け、県産食材を使ったメニューを提供する。
 同日、同社の関係者が県庁を訪れ、佐藤樹一郎知事と安部徹也日出町長に説明した。小巻社長は「地元の人たちの声を聞きながら、丁寧に進めていく」と話した。佐藤知事は「アクセス改善など一緒になってやっていきたい」、安部町長は「ハーモニーランドと共に町づくりに取り組む」と激励した。

<メモ>
 同社が進める「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド エンタメリゾート構想」では、園内にホテルや大屋根などを新設する予定。今後、建設場所や共同出資して作るコンソーシアムのメンバーなどを公表する。初期投資額は100億円、総額で数百億円に上るとみられる。

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