本耶馬渓の名勝や景色、愛犬と歩きながら楽しんで 地元有志が手書きの散策マップを作製

「愛犬と本耶馬渓歩きを楽しめます」とマップをPRする吉武隆善副委員長=中津市曽木

 【中津】中津市本耶馬渓町を愛犬と散策できるコースを紹介した「わんこマップ」(B4判三つ折り)ができた。地元の有志でつくる本耶馬渓周辺地域振興対策推進会議(通称・生き活(い)き会、中村忠幸委員長、10人)が企画。「のんびり歩いて名勝や田舎の景色を満喫してほしい」と呼びかけている。
 推進会議は市から委嘱されたメンバーで構成。幅広く地域の課題解決や活性化の取り組みをしている。
 マップ作りは本耶馬渓を訪れる人にペット連れが多いことに着目。「犬と歩きながら、ゆっくり地域を楽しんでもらえるように」と考えた。
 コースは2キロの「おすすめコース」と、1キロの「お手軽コース」がある。いずれも道の駅耶馬(やぱ)トピア駐車場が発着点。敷地内を通り抜けて競秀峰方面に向かい、唐揚げの「むら上食堂」や耶馬渓焼窯元「吉村松月園」、頼山陽の記念碑、山国川沿いの自然公園などを巡る。なだらかで、車が通らない道や少ない道を選んでいる。
 喫茶店や弁当店、ハム・ソーセージ店など周辺にある「素敵な場所」も掲載。コースを外れて寄り道できるようにした。
 デザインは手書きでぬくもりを感じる。イラストが得意な会員の知人(同市)が手がけた。コースの一部を紹介する動画も作り、ユーチューブ「きちょくれ本耶馬」で見ることができる。
 5千部を作製。市内の道の駅や各市支所、主要な観光施設・店舗約50カ所に置いている。事業費は約37万円(別に作製した愛犬マナーアップグッズを含む)で市の補助金を使った。
 生き活き会の吉武隆善副委員長は「車で本耶馬渓を訪れたことがある人も、歩くと違う景色や魅力に触れられる。ワンコがいてもいなくても、マップを利用してほしい」と話している。

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