竹田市の後藤選手、中学硬式野球の日本代表に 全米選手権出場「走攻守で持ち味出す」

中学硬式野球リトルシニアの全米選手権に臨む後藤彗臣選手=竹田市直入総合運動公園野球場

 【竹田】竹田市荻町の生んだ努力の巧打者が世界へ―。中学硬式野球・リトルシニアの最高峰大会「全米選手権」(7月・米国)に出場する日本選抜のメンバーとして、大分東リトルシニアの後藤彗臣(ほしと)遊撃手(14)=竹田・緑ケ丘中3年=が参戦する。「走攻守全てで、持ち味を存分に発揮してくる」と心躍らせている。
 大会正式名称は「2026MCYSAインターナショナルチャンピオンシップ」。米イリノイ州クリスタルレイクを舞台に、7月16~19日に実施される。米国のほか、カナダ、プエルトリコといった「野球大国」の同年代が名を連ねる。
 選抜チームは日本リトルシニア中学硬式野球協会が関東を中心に“世界”と渡り合える18選手をピックアップ。後藤選手は九州からただ一人選ばれた。
 持ち味はシャープなスイングと守備。攻撃では勝負強さに加え、身長169センチと小柄ながらパンチ力を誇る。守っては50メートル走6秒台前半の俊足を生かした守備範囲と巧みなグラブさばきが光る。
 荻町スポーツ少年団で小学2年時に競技を開始。中学進学と同時に「将来はうまい人がそろう東京六大学で野球がしたい」と先を見据えて硬式球を握った。
 チームがそろって練習するのは毎週土、日曜だけ。平日は自主練習となる中、後藤選手は毎日自宅でバットを振り続けた。「強制してやらされる練習では中身は伴わない。その中でこの1年の伸びは目を見張るものがある」と堤崚次監督(28)。課題と向き合い日夜努力を重ね、大舞台でのメンバー入りにつなげた。
 後藤選手は「田舎で育った自分が世界の中で今どのくらいの力なのかを知る最高の機会。わくわくする」。貴重な選出を今後の野球人生の成功体験に加えるつもりだ。

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