亀の井バスは、県内初の2階建てオープントップバス「ゆのかぜ」の運行を始める。別府市のJR別府駅西口を起点に観光スポットを巡る予定で、第1弾の「別府周遊便」(7月18日~9月23日)は湯けむりや別府湾を眺めるルートを走行する。秋以降に同市と由布市湯布院町を結ぶコースも予定している。
「ゆのかぜ」は高さ約3・8メートル、全長約11・5メートル。1階部分に客席はなく2階部分に46席。外観は湯桶をイメージし、乗降口にのれんを取り付けている。
別府周遊便は別府駅を出発し、ガイドの案内を聞きながら鉄輪、大平山、グローバルタワーなどを巡り、道の駅たのうらら(大分市)に寄って帰る約1時間半のコース。風を感じながら景色を楽しめる。
運行は、期間中の金土日曜、祝日に1日3回。料金は1席3600円(税込み)。雨天時は状況を見ながら、レインコートなどで対策し屋根は開けた状態で走るという。乗車の予約は6月18日から西鉄旅行のホームページで受け付ける。
9日、別府市鶴見の本社で車両のお披露目会と試乗会があった。本田哲社長が「風景と海沿いの爽快感を楽しんでほしい。湯布院を含め、大温泉郷をうたう地域のさらなる魅力発信の一助となるよう取り組む」とあいさつした。
同社によると、由布院駅前バスセンターと別府駅を結ぶ便は、今年秋以降の運行を目指している。
亀崎元治営業本部長(57)は「別府、由布エリアの山、海、景観を普段とは違う目線で体験できる。新しい観光コンテンツとして、末永く役立てていきたい」と話した。