【宇佐】宇佐市で初めてとなる女子バスケットボールの地域クラブが発足した。もともとミニバスケが盛んな県北部地域で中学生選手らの受け皿となる。人間力と競技力向上を目指し、生徒たちは練習に励んでいる。
クラブは3月に誕生し、名称は「USA BLITZ(ウサブリッツ)」。スピードのあるプレーを目指し、ドイツ語で稲妻を意味するブリッツと名付けた。中学生と小学6年生が対象。宇佐と中津両市内の中学1、2年生計8人が所属している。
ヘッドコーチ(HC)は日本バスケットボール協会C級コーチライセンスを持つ宮崎忍さん(51)=宇佐市四日市。これまでは中学部活動の外部コーチをしていた。レベルの高い環境を求める選手が地域外に流出している現状を寂しく思い、クラブ設立を決意したという。
拠点は宇佐市北部中の体育館。子どもの生活リズムや保護者の送迎に過度な負担がないように、練習は平日の3日間は1時間半、日曜は2時間半の短時間集中型で取り組んでいる。
5月下旬の日曜日は選手全員が集まり、基礎からゲーム形式まで練習をした。コーチ陣は「ここでどうしたらいいか」と問いかけ、選手自らが解決策を導き出せるように促した。
塩崎結愛主将(13)=2年=は小3からミニバスケ経験があり、地元中学のバスケ部に入っていた。「新しい環境で、もっとうまくなりたい。部活動よりも時間は短いけど、実戦的な練習が多い。3年後には県ナンバーワンのクラブチームになれるように基礎を築く」と意気込む。
現在、クラブは地域の16団体・個人から寄付を受け、運営費に充てている。今後はスポンサーのロゴマーク入りチームTシャツを作製し、大会などで着用する予定。
宮崎さんは「少子化や部活動の地域移行が進む中、クラブの果たす役割は大きい。成功例になれるように最善を尽くす」と話す。
活動の様子はインスタグラムの公式アカウントで発信している。練習見学や入部も随時受け付けている。