別府やまなみ支援学校の校舎内にギャラリー開設 地域に無料開放、障害者アートを発信

別府やまなみ支援学校にギャラリーを開設。第1弾は障害のある作家の作品を集めた「元気のでるアート!」を開催している=別府市野田

 【別府】別府市野田の別府やまなみ支援学校が、校舎内にギャラリーを開設した。地域に開放して展示の場として活用してもらい、障害者アートを発信する。同校によると、特別支援学校での開設は全国でも珍しいという。
 同校は今年4月、石垣西にあった南石垣支援学校から移転。広くなった施設の一部を活用した。学校に足を運んでもらう機会にするほか、障害者アートを地域社会に広げる役割も担う。
 中学部と高等部の生徒が作業学習で用いる「実習ギャラリー棟」の一部を活用。展示空間は約70平方メートルで、障害のある作家本人、支援団体、福祉施設、家族などに作品展の場として無料で貸し出す。窓越しに生徒たちが作業に励む風景を見ることもできる。
 第1弾として県内の障害のある作家の作品を紹介する展覧会「元気のでるアート!」を6月19日まで開催。卒業生2人を含む15人の作家が制作したパステル画やペン画、切り絵、絵手紙、パソコンのタッチパッドで描いた絵画など多彩な作品が並んでいる。
 堂脇真理子校長は「地域のコミュニティーの場として気軽に利用してもらい、障害への理解を深める機会にしたい。児童、生徒も興味を持って作品を鑑賞している。スキルアップにもつながれば」と話している。

<メモ>
 ギャラリーは非販売、非営利目的での展示のみ使用できる。利用期間は1週間以上1カ月以内が基本。毎週火曜から金曜日の午前10時から午後4時に開館する。利用希望者はファクス(0977-23-0416)かメール(a33360@oen.ed.jp)で申し込む。問い合わせは同校(0977-23-3454)。 

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