ムービーアワー「メモリィズ」 穏やかで優しい絆の物語

「メモリィズ」の一場面(ⓒ2026LittleMore)

 義父の世話をするため、田舎町にやって来た男性の日々を描いたドラマ。
 主人公雄太(柄本佑)は妻ゆき(穂志もえか)や娘の花を残して東京から九州にやって来る。義父の誠(イッセー尾形)が営む写真館の手伝いをしながら、空いた時間は町の中を散歩する日々を過ごすのだが…。
 登場人物が撮影する姿が何度も登場する。それは雄太が散歩の途中にスマートフォンを向ける動作であり、誠が仕事として結婚式や卒業式の記念写真を作る動作。被写体の記憶を写真という媒体に収める行為として取り上げている。
 離れて暮らす雄太一家、離れて暮らすゆきと誠―。その間にある写真の存在から、穏やかで優しい絆の物語が生まれる。
 2025年2、3月に竹田市でロケ。当時の記憶を感じることのできるフィルムとなっている。

 シネマ5で13日(土)~19日(金)の午前10時、午後2時25分、同8時半(14、16、19日は休止)。14日午前の回は9時40分から。上映後に坂西未郁監督のあいさつがある。(この日程以外も上映あり)

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 「大分合同新聞ムービーアワー」は厳選した映画をお届けするプロジェクト。テーマや話題性を吟味した作品を週替わりで上映します。

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