【大分県高校総体】バスケットボール(1日) “秘策”実り女子明豊V3

【女子決勝リーグ・明豊―大分】涙を流して優勝を喜ぶ明豊の選手たち=ダイハツ九州アリーナ

 互いに2勝で迎えた決勝リーグ最終戦。明豊がライバル大分を下し、メンバーは汗と涙を拭いながら抱き合って喜んだ。4月の試合で敗れ「ここで勝つために」と準備した“秘策”が実った瞬間だった。
 前回対戦では後半に逆転を許した。選手層が厚く、終盤まで体力を温存できる相手に対抗するには「先行逃げ切りしかない」と杉山真裕実監督。応援に駆け付けた野球部の大声援を受けて立ち上がりから勢いに乗り、想定通り、序盤で大量リードに成功した。
 途中で出てくる相手エースへの対策も抜かりはなかった。4月の映像から動きやシュートの癖まで徹底的に分析。控えメンバーが「仮想相手エース」を再現し、対策練習を繰り返した。マークについた繁松椿(2年)が「みんなの協力で完璧な準備ができた。絶対に止める自信があった」という状態まで仕上げ、自由にプレーさせなかった。
 最終クオーターに3点差まで迫られても焦らない。木嶋亜子(3年)と成松沙菜(同)が体を張った守備とリバウンドを続け、最後までリードを守り抜いた。
 11得点でチームに貢献した藤岡澪(同)は「チームがまとまらず苦しい時期もあった。全国の強豪に体格で劣る分、スピードでかき回し、インターハイで8強入りを目指す」と力を込めた。

 〈バスケットボール〉
 (ダイハツ九州アリーナ)
 【男子】▽決勝リーグ 柳ケ浦109―59上野丘、柳ケ浦88―68溝部学園、上野丘77―63舞鶴、溝部学園104―74舞鶴
 (1)柳ケ浦3勝(2)溝部学園2勝1敗(3)上野丘1勝2敗、舞鶴3敗
 【女子】▽決勝リーグ 大分86―67藤蔭、明豊59―50大分、藤蔭85―74大分商、明豊101―39大分商
 (1)明豊3勝(2)大分2勝1敗(3)藤蔭1勝2敗、大分商3敗
 (順位は大会規定による。男子の柳ケ浦、女子の明豊は3年連続7回目の優勝。男女とも1位が全国、2位までが九州大会へ)

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