主力不在のピンチを乗り越え、チーム一丸で王座を奪還―。ハンドボール男子は雄城台がライバル大分に競り勝った。
共に2連勝で迎えたリーグ最終日。雄城台は緊急事態を迎えていた。主要メンバーを2人欠く中、リーグ2日目(5月31日)の練習中に、守備の要の下谷奏太(3年)が負傷。最終戦は欠場することになった。
ただ、百戦錬磨は慌てなかった。「けがも想定していた」と4月からチームを率いる佐藤友哉監督。立ち上がりから大恵諒太朗(同)、岩下琥陸(2年)の両GKを中心に自慢の堅守が機能し、合沢蒼風(同)と坂元晴(同)のU16日本代表コンビが得点を重ねた。
宿敵を下しつかんだ全国切符。酒井幸真主将(3年)は「けが人も復帰する。全員で日本一を取りに行く」と宣言した。
【ミニインタビュー】
ハンドボール男子で準優勝だった大分の七條輝晏(きらん)主将(3年) 終わった瞬間は悔しさよりも、今までで一番楽しい試合ができたと感じた。ベンチ全員で戦うことができた。九州大会でも同じようなプレーを続けて、少しでも上に行きたい。
〈ハンドボール〉
(舞鶴高ほか)
【男子】▽リーグ 舞鶴19―18鶴崎工、雄城台29―26大分
(1)雄城台3勝(2)大分2勝1敗(3)舞鶴1勝2敗(4)鶴崎工3敗
【女子】▽リーグ 雄城台29―11舞鶴、大分17―16鶴崎
(1)大分3勝(2)鶴崎2勝1敗(3)雄城台1勝2敗(4)舞鶴3敗
(男子の雄城台は2年ぶり15回目、女子の大分は12年連続14回目の優勝。男女とも1位が全国、2位までが九州大会へ)