【大分県高校総体】剣道(30日) 女子団体、明豊が2年ぶりに女王の座

剣道女子団体優勝を決め、笑顔で記念撮影する明豊の選手たち=クラサス武道スポーツセンター

 第74回県高校総合体育大会は30日、主日程が始まり、県内各地で24競技があった。
 団体・学校対抗は柔道女子の杵築が21年ぶりの頂点に立った。同男子の国東、剣道女子の明豊、新体操女子の鶴見丘は2年ぶりに王座に返り咲いた。ソフトテニス男子の大分商、同女子の明豊、レスリング男子の文理大付、ゴルフ男子の柳ケ浦、同女子の大分はそれぞれ連覇を伸ばした。ヨットは翔青、ボウリングは大分がいずれもアベック優勝を飾った。
 第2日の31日は各地で22競技がある。

 剣道女子団体は、明豊が2年ぶりに女王の座を奪還した。春の全国選抜大会では準優勝したものの、県大会ではこの1年、苦杯をなめ続けてきた。鬱憤(うっぷん)を晴らすような全勝優勝に、岩本貴光総監督は「独特のプレッシャーの中で良い試合をしてくれた」とたたえた。
 4校総当たりで戦う決勝リーグは、初戦で最大のライバル・柳ケ浦とぶつかった。昨年11月の新人戦、1月の全国選抜大会県予選でいずれも頂点を奪われた相手。「攻めの気持ちでつなごう」と声を掛け合い、試合場に入った。
 先鋒(せんぽう)の茂田幸穏(3年)は互いに1本も許さず引き分け。次鋒の渡辺愛菜(同)と中堅の岩崎愛唯(同)は、いずれも先に1本を取られながらも追い付いた。
 0―0で迎えた副将戦。高鍋藍(2年)は「全国選抜大会では先輩に助けてもらった。今回は自分の番」と気持ちを奮い立たせた。打ち込んだ相手の足が止まった瞬間に面をたたき込み、1本勝ちで勝利を引き寄せた。
 女子部員は16人。春の大舞台を経験したことで、「チームのために」という一人一人の意識が高まり、好調を維持できているという。大将の川浪絆主将(3年)は「全員で一つになれている。気持ちを切らさずに精進を続け、インターハイで日本一になる」とさらなる飛躍を誓った。

【ミニインタビュー】
 剣道女子団体で3位に入った大分の芦刈穂(みのり)主将(3年) 初めて県大会の決勝リーグで戦えて感無量。上位校との実力差は大きく、悔しさもあるが、女子部員20人でこの大舞台に立てたことがうれしい。個人戦に経験を生かしたい。

<剣道>
(クラサス武道スポーツセンター)
 =女子=
 【団体】▽1回戦 大分商2―0舞鶴、大分5―0大分工、日田(代表勝ち)0―0鶴城、雄城台4―1三重総合、中津北4―1東明
 ▽決勝リーグ進出決定戦 柳ケ浦5―0大分商、大分3―0日田、鶴崎4―0雄城台、明豊5―0中津北
 ▽決勝リーグ 柳ケ浦3―1大分、明豊3―0大分、大分1―1鶴崎、明豊1―0柳ケ浦、柳ケ浦2―0鶴崎、明豊3―1鶴崎
 (1)明豊(茂田、渡辺、岩崎、高鍋、川浪)3勝(2)柳ケ浦2勝1敗(3)大分1分け2敗(4)鶴崎1分け2敗
 (明豊は2年ぶり6回目の優勝。1位が全国、2位までが九州大会へ。順位は大会規定による)

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