柔道団体は男子国東が2年ぶり、女子杵築が21年ぶりの頂点に立った。
国東はエース2人が決勝で躍動。0―1から次鋒の大戸崚瓦(3年)が「緊張を力に変えた」と果敢に攻め、得意の内股で五分に戻した。
中堅の引き分けを挟んで副将・松本大星(同)が「自分で決める」と足技で勝利。大将戦は引き分けで優勝が決まり、松本は「初戦敗退した春の全国大会の悔しさをインターハイで晴らす」と意気込んだ。
競技人口減が続く女子は5校が出場。杵築は2年生4人が一致団結し、久々に王座を奪還した。
大分西との決勝は先鋒(せんぽう)上野瑠華が絞め技で先勝。1―1で迎えた大将戦で松本澪菜が前に出続けて僅差勝ちし、「勝つことしか頭になかった。うれしい」と白い歯をこぼした。
【ミニインタビュー】
柔道男子三重総合の吉良優正主将(3年) 小学1年で競技を始め、今は中学時代から20キロほど絞って体重130キロ。男子は3年が自分だけで、全員で5人しかいないが団体に出られてよかった。個人では団体の反省を生かし、優勝を目指す。
柔道女子柳ケ浦52キロ級の丸岡穂乃華(1年) 団体で先鋒(せんぽう)を務めたが、初の舞台で緊張し、思うような試合ができなかった。相手は10キロほど体重が上だったけれど、先輩のために持ち味の大内刈りで勝ちたかった。個人でリベンジしたい。
<柔道>
(クラサス武道スポーツセンター)
=男子=
【団体】▽1回戦 高田3―2東明、鶴崎工3―2豊府
▽準々決勝 国東4―1日田林工、大分工4―0高田、杵築5―0三重総合、柳ケ浦4―1鶴崎工
▽準決勝 国東5―0大分工、柳ケ浦3―1杵築
▽決勝
国東2―1柳ケ浦
太田 優勢 エンフバト○
○大戸 内股 古賀
河野 引き分け 松下
○松本 内股 江島
坂口 引き分け 実松
▽全九州大会代表決定トーナメント1回戦 大分工3―2日田林工
▽同決定戦 柳ケ浦(代表勝ち)2―2大分工
=女子=
【団体】▽1回戦 国東2―1柳ケ浦
▽準決勝 杵築(代表勝ち)1―1国東、大分西2―1中津北
▽決勝
杵築2―1大分西
○上野 送り襟絞め 河村
木村 反則勝ち 高田○
○松本 指導差 宮子
▽全九州大会代表決定戦 国東2―1大分西
(男子の国東は2年ぶり37回目、女子の杵築は21年ぶり8回目の優勝。男女とも1位が全国、1位と全九州大会代表決定戦勝者が九州大会へ)