第74回県高校総合体育大会は24日、湯布院スポーツセンターなどで先行開催の8競技があった。団体は、重量挙げ学校対抗女子の宇佐が初優勝。同男子の杵築は20年ぶり、フェンシング女子の翔青は3年ぶりに王座を奪還した。同男子の豊府は連覇を伸ばした。
フェンシング団体フルーレは男子が豊府、女子は翔青が制し、それぞれ全国切符を手にした。
男子の豊府は矢野叶大(かなた)(3年)、真都(まなと)(1年)の兄弟が躍動。叶大と2大エースの橋本翔真(3年)も含め、3人とも1戦も落とさない圧巻の強さを見せた。天崎佑哉(同)も要所で役割を果たし、他校を寄せ付けなかった。
叶大は個人フルーレと2冠を達成し、「重圧や緊張なくできた」と振り返った。兄と一緒に挑める最初で最後のインターハイに向け、真都は「自分が次のエースにならなければならない。兄を超えられるよう、良い経験を積みたい」と力を込めた。
「チームワークが良かったのが勝因。団体、個人とも全国8強を目指す」と橋本。天崎は「インターハイまでまだ時間がある。積極性を磨き、もう一段、レベルアップする」と誓った。
女子の翔青は力のある三浦さくら(2年)と岩本紅那(同)が引っ張り、3年ぶりに県王座を奪還。共に2勝で迎えたライバル豊府との最終戦では接戦を取り切り、6巡目で早々に勝利を決めた。大野笑美菜(3年)は「このメンバーなら大丈夫という自信があった。仲間と自分を信じられた」と胸を張った。
2年連続で豊府に敗れていたため、現メンバーにとって初のインターハイ。吉元桃華主将(同)は「大分の代表にふさわしい試合や行動をしたい。雰囲気に左右されず、自分たちのプレーを貫く」と夢舞台を見据えた。
【ミニインタビュー】
豊府フェンシング女子の森本陽菜主将(3年) 最後の大会は思い切り楽しむことを意識した。仲間の存在や声援が支えになることをあらためて感じた。技術も大事だが、最後は気持ち。後輩たちにはしっかり練習して頑張ってほしい。
<フェンシング>
(クラサス武道スポーツセンター)
=男子=
【団体フルーレ】▽リーグ 豊府5―1東明、豊府5―1上野丘、豊府5―0翔青、上野丘5―1東明、翔青5―1東明、翔青5―3上野丘
(1)豊府(橋本、矢野叶、天崎、矢野真)3勝(2)翔青2勝1敗(3)上野丘1勝2敗(4)東明3敗
=女子=
【団体フルーレ】▽リーグ 翔青5―1豊府、豊府5―1情報科学、豊府5―1上野丘、翔青5―1情報科学、翔青5―1上野丘、情報科学5―3上野丘
(1)翔青(吉元、大野、三浦、岩本)3勝(2)豊府2勝1敗(3)情報科学1勝2敗(4)上野丘3敗
(男子の豊府は3年連続21回目、女子の翔青は3年ぶり4回目の優勝。男女とも1位が全国、九州大会へ)