【大分県高校総体】全力の足跡・フェンシングの三宮真希(久住高原農3年) 〝1期生〟悔いは残さず

久住高原農を引っ張った三宮真希主将=クラサス武道スポーツセンター

 勝って泣き、負けてまた泣いた。創部2年目の久住高原農を引っ張った三宮真希(みき)主将(3年)。目標の女子個人エペ4強入りにはあと一歩、及ばなかった。
 予選トーナメント1回戦で「勝ったことがない」という強敵と対戦。仲間たちの応援に力をもらい、接戦をものにした。みんなの顔を見て、自然と涙があふれた。
 勝てば目標達成の準々決勝も、苦手にしている選手が相手。積極的に仕掛けられず、差を広げられた。最後は思い切って前に出たところでポイントを奪われ敗戦。「みんなのために勝ちたかった」と再び涙を流したが、プレーに悔いは残さなかった。
 中学時代はバレーボール部。高校でもスポーツがしたいと、同好会ができたばかりのフェンシングに挑戦した。思い通りにいかない時期もあったが、「負けたらもっとうまくなりたくて頑張る。主将になったことで意識も変わった」という。
 指導してきた安東健司監督(57)は「“1期生”として頑張ってきてくれた」と感謝した。
 卒業後は就職を希望している。「心身ともに成長させてくれたので、フェンシングをやって本当に良かった。できる環境なら続けたい」と目を輝かせた。

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