【大分県高校総体】陸上(22日) 女子400メートル、雄城台の佐藤が頂点

【女子400メートル決勝】優勝した雄城台の佐藤(手前)=クラサスドーム大分

 第74回県高校総合体育大会は22日、クラサス武道スポーツセンターなどで先行開催の陸上とフェンシングがあった。

 陸上女子400メートルは佐藤鈴音(りおん)(雄城台3年)が頂点に立った。個人種目で初挑戦の距離にもかかわらず、56秒89の好記録で走り抜け「ここから自分がどこまで伸びていけるのか楽しみになった」と白い歯をこぼした。
 スタートから大きなストライドを生かしてぐんぐん加速。中盤でトップに立つと、ライバルを一気に引き離した。強さが際立つ走りにも映ったが「56秒台が一つの目標だった。それが達成できて良かった」と浮かれる様子はなかった。
 春先まで専門にしていたのは100メートルと200メートル。伸び悩んでいた100メートルから思い切って400メートルに転向し、才能が開花しつつある。穴井伸也監督が「54秒台を目指せるポテンシャルがある。課題を改善して全国大会で入賞してほしい」と期待を寄せる逸材だ。
 中学までは県外で過ごし「全国のトップを目指すために」と、家族で大分に引っ越して雄城台へ。3年目にしてようやく県総体個人種目での初優勝を飾り、「家族はいつも支えてくれている。勝つ姿を見せられてうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
 今大会は200メートルとリレー2種目にもエントリー。「今は調子が良くて手応えもある。4冠を目指して頑張りたい」と自信がみなぎる。期待されてきた大器が輝きを放とうとしている。

〈陸上〉
(クラサスドーム大分)
 =男子=
 ▽400メートル (1)渡辺功聖(鶴城)48秒24(2)塩月来夢(同)(3)首藤潤希(東明)(4)松田智寛(豊府)(5)藤巻琥大朗(舞鶴)(6)吉田哲士(大分)
 ▽1500メートル (1)谷圭悟(杵築)4分3秒59(2)宇藤煌基(藤蔭)(3)少路悠人(東明)(4)山内大矢(杵築)(5)篠崎未来(舞鶴)(6)市川大貴(鶴見丘)
 ▽5000メートル競歩 (1)小野悠仁(鶴城)24分24秒77(2)小俣慶一郎(杵築)(3)下峰陸輝(鶴見丘)(4)寺坂春飛(東九州龍谷)(5)小野篤希(鶴城)
 ▽走り幅跳び (1)宮崎渉輔(豊南)6メートル96(2)俵侑輝(鶴城)(3)本田空雅(溝部学園)(4)加藤風凪(鶴城)(5)長野貴信(同)(6)国広太洋(杵築)
 ▽砲丸投げ (1)中村拓(鶴城)13メートル95(2)伊東倫生(大分)(3)小川航平(舞鶴)(4)原野健瑠(鶴見丘)(5)重田都雲(大分)(6)吉田琳琥(大分商)
 =女子=
 ▽400メートル (1)佐藤鈴音(雄城台)56秒89(2)長野梨心(同)(3)工藤早代(東明)(4)甲斐暖和(舞鶴)(5)薬師寺咲月(雄城台)(6)養父里咲(大分)
 ▽1500メートル (1)福嶋円嘉(東明)4分33秒30(2)利光愛理(雄城台)(3)坂本綾香(藤蔭)(4)多田陽葵(東明)(5)阿南ちはる(同)(6)深水陽香(大分西)
 ▽5000メートル競歩 (1)矢野遥花(大分西)31分9秒87(2)佐藤由羽(豊府)
 ▽走り高跳び (1)岡本奈月(豊南)1メートル55(2)竹元実花子(大分西)(3)小畑彩羽(杵築)(4)仁田野成海(同)(5)田代由梨奈(鶴城)(6)中野志織(鶴見丘)
 ▽やり投げ (1)広岡夕稀(杵築)37メートル52(2)広瀬朱莉(雄城台)(3)伊藤ひなた(国東)(4)難波柚葉(同)(5)三重野結(同)(6)安部萌衣(大分西)
 (競歩は5位まで、その他の種目は6位までが北九州大会へ)

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