【杵築】杵築市の奈狩江地区住民自治協議会が、八幡奈多宮や古墳など地域の歴史を紹介する動画「豊洋~いにしえの散歩道」を作り、ユーチューブで公開している。2029年の奈多宮創建1300年の節目に向け、認知度向上を図る取り組み。30日には市内で完成記念試写会を開く。
動画は全28話(計約1時間半)。1話ごとに奈多宮が祭る神々や神事、小熊山古墳・御塔山古墳(国指定史跡、狩宿)、戦国期に大友氏を支えた奈多氏などを取り上げる。分かりやすく伝えようとドローンを使った空撮や写真、地図も交えて紹介する。
昨年7月から制作に入った。台本とナレーションは協議会長の木村謙次郎さん(78)が担当し、写真撮影や編集作業には若手スタッフが奔走した。制作費(約100万円)は主催行事の収益や協賛金を充てた。
木村会長は「深い歴史とすごい遺産があっても地域や奈多宮の認知度はまだ低い。動画を多くの人に見てもらい、29年の1300年を盛り上げるきっかけにしたい」と話している。
試写会は30日午後1時半から、市立図書館で開く。無料だが、先着50人で締め切る。問い合わせ・申し込みは奈狩江地区住民自治協議会(0978-63-8788)。