【大分県高校総体】クライミング(17日) 男子・大分工の森が3連覇、2位に大差

【男子リード】完登した大分工の森=サイクルショップコダマ大洲アリーナ

 第74回県高校総合体育大会は17日、サイクルショップコダマ大洲アリーナなどで先行開催の登山、自転車、サッカーがあった。登山はクライミングを実施し、男子は森葵(大分工)、女子は中島夕結(東明)がそれぞれ頂点に立った。

 登山・クライミング男子は大分工の森葵(3年)が3連覇を成し遂げた。リードで完登し、ボルダーの四つの課題も全てクリア。2位に150点近い差をつけ「3年間ベストを維持できてよかった。見つかった課題を改善し、次は全国で勝つ」と先を見据えた。
 得意のリードでは持ち味の持久力を発揮し、危なげなく完登。ただ16日に出場し、決勝に進めなかったユース日本選手権を思い出し、悔し涙を浮かべた。
 気持ちを切り替えたボルダーでは終始落ち着いた動きで全4課題を攻略。「一発クリアはできなかったが全て登ることができ安心した」とほほえんだ。
 兄の影響で小学4年でクライミングに出合い「登ったときの達成感と、人によってゴールへの道が違うところが面白い」と夢中になった。現在は竹田市からJRで通学。大分市内のジムで夜まで練習し、休日は他県の壁に登る。「全国で結果を残せていない」と悩み、競技を楽しめない瞬間もあるが、それでも「クライミングは自分のアイデンティティー」。トップ選手を目指し、さらに練習に励む。
 今大会で国民スポーツ大会(10月・青森県)少年男子の出場が決まった。昨年の大会では予選を突破できず「前回は惜しい結果だった。パワーをつけ、今年こそ決勝に残って優勝したい」と飛躍を誓った。

<登山・クライミング> 
 (サイクルショップコダマ大洲アリーナ)
 ▽男子 (1)森葵(大分工)199・9点(リード100、ボルダー99・9)(2)三浦伊織(豊南)(3)羽田野滉稀(竹田)
 ▽女子 (1)中島夕結(東明)184・8(リード100、ボルダー84・8)(2)倉原里咲(竹田)(3)河野篤恵(同)

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