別府市の大学生チャレンジショップでAPU学生がカフェ 9月の実店舗開業へ、経営を実践的に学ぶ

天狗の貸間でカフェ「かめぼっこ」を営業する浜中美空さん(中央)らAPUの学生=9日、別府市北浜

 【別府】立命館アジア太平洋大の学生8人が、別府やよい商店街の大学生チャレンジショップ「天狗の貸間」でカフェを営業している。9月には市内で実店舗を開く予定で、経営の知識習得にも励む。代表の浜中美空さん(19)=サステイナビリティ観光学部2年=は「開業までの準備と経営について実践的に学べる機会。多くの人に来てもらい、交流の場をつくりたい」と話している。
 発案した浜中さんは横浜市出身。人口が300万人を超える政令指定都市でも高齢化が進んでおり、地域コミュニティーの縮小を感じているという。人と人の関わりを深めるきっかけづくりとして、カフェ経営を志した。
 貸間の名称は「かめぼっこ」。ウミガメが生まれた砂浜に帰ってくる習性にちなんでいる。「日なたぼっこするような温かさで、戻りたくなる場所でありたい」と願いを込める。
 メニューはコーヒーやケーキなど。時間は水、土、日曜の午後3~9時。営業は24日まで。
 実店舗は9月9日のオープンを目指して準備を進めている。卒業後も後輩に引き継ぐ予定で、長く愛され、別府を離れた人が戻ってこられる場にすることが目標だ。「人とのつながりが地域への愛着になっていく。カフェというたくさんの人が集える空間から、別府への愛着を広げたい」と力を込めた。

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