【津久見】県建設業協会津久見支部(16社)が制作し、交流サイト(SNS)で配信中のショートドラマ「つくみの風」(全10話)が、公益社団法人土木学会(東京都)の「土木広報大賞2025」で最優秀賞に輝いた。同支部は「励みになる」と喜んでいる。
「SNS活用の遅れ」を業界の課題と捉え、勉強会開催などと合わせて取り組んだ。建設業の仕事内容、やりがいを多くの人に知ってもらい、人材確保につなげようとドラマ制作を企画。若い世代に気軽に楽しんでもらおうと、1話当たり1、2分で構成する縦型ショートドラマに挑戦した。
建設の仕事になじめない若手女性社員が、先輩社員との関わりや地域の温かさに触れることで業界の魅力を知っていくというストーリー。市内のラウンドアバウト(環状交差点)や石灰石鉱山の現場をはじめ、つくみイルカ島や保戸島といった観光資源、景観なども盛り込んだ。
同大賞は隔年開催で、今回は全国の企業、団体などから88点の応募があった。伊東忠文支部長らが4月下旬、市役所を訪れて最優秀賞に選ばれたことを報告。石川正史市長は「クオリティーが高く、素晴らしい作品。今後も業界を盛り上げて」とたたえた。
ドラマはインスタグラムやティックトック、ユーチューブなど同支部公式SNSで観賞できる。伊東支部長は「今後も若者に興味を持ってもらえるようなアクションに挑戦し、業界の担い手確保や津久見の人口増につなげられたら」と話した。