東京のミコアニメーションが由布市にスタジオ開設 大分市出身の蒲原代表「いずれは数十人規模に」

ミコアニメーションが開設したスタジオ=由布市庄内町東大津留のおおつる交流センター

 【由布】アニメ制作会社のミコアニメーション(東京都)が今春、由布市庄内町東大津留の「おおつる交流センター」にスタジオを構えた。大分市出身の蒲原聖典(きよのり)代表(35)が「デジタル化でどこでも制作ができる。大分県内でイラストに携わる仕事を増やしたい」と開設。県内初となる大規模なアニメ制作拠点を目指す。
 同社は2023年5月に設立。スタジオは同市の他、都内に2カ所ある。これまで「推しの子」「メダリスト」をはじめ、多数のアニメ制作に協力した。
 県内で働ける場所をとスタジオづくりを計画する中、昨年9月ごろ由布市に相談。旧大津留小を活用した同センターを紹介された。
 スタジオは空き教室にパソコンなど機材を搬入し、責任者1人と新人スタッフ3人が勤務する。新人2人は大分市の県立芸術文化短期大から入社。制作工程や機器の扱い方など研修を受けた後、キャラクターの作画などに携わる。
 同センターは住民によるカフェなど地域活性化拠点施設にもなっている。由布市庄内振興局地域振興課は「住民と一緒に地域を盛り上げてほしい」と期待する。
 蒲原代表は「交流も創作活動につながる。いずれは工程ごとの部署を設け、数十人規模のスタジオにしたい」と話した。

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