野球の国際大会に臨むU―18日本代表のコーチに、明豊高の川崎絢平監督(44)が就任した。4月上旬に奈良県であった第1回強化合宿に臨み、「国を背負う重大さを実感し、身の引き締まる思いを強くした」。高校年代の「侍ジャパン」を率いる一員として、2年間活動する。
主な対外試合は今秋のアジア選手権、来年のWBSC・U―18ワールドカップ。普段は同校監督を務め、オフシーズンを中心に代表活動に参加。代表の岡田龍生監督(東洋大姫路高監督)を補佐する。
岡田監督からの指名で昨年末にオファーを受けたが、当初は「なぜ自分が」と半信半疑だった。経緯を聞くと、智弁和歌山高時代の恩師・高嶋仁さんが岡田監督に、「(川崎には)何でもやらせるから、使ってやってくれ」と後押ししてくれたという。恩師の気持ちがうれしく「大変名誉なこと」と受諾した。
顔合わせも兼ねた最初の強化合宿(4月3~5日)では、今春のセンバツで優勝した大阪桐蔭の川本晴大(2年)、昨夏の甲子園を制した沖縄尚学の末吉良丞(3年)両投手ら約40人が集結。岡田監督の意向に沿ってメニューを組み、練習を指揮した。世代最高峰の選手たちに接し、「こちらが勉強になることも多かった」と振り返る。
次は夏の甲子園以降の活動となり、秋に国際試合を迎える。かけがえのない経験を明豊にはもちろん、大分の高校野球全体に還元するつもりだ。