「通年クールビズ」大分県内自治体で導入進む 民間でも動き、ネクタイや制服任意

軽装で業務に取り組む日田市総務課の職員=日田市役所

 官公庁や企業で、ネクタイなどを外した軽装で仕事をする「クールビズ」の期間設定を廃止し、通年で認める動きが広がっている。温暖化対策や省エネ、業務効率化などが目的。従来は5月1日に始めるところが多かったが、日付にこだわらず自由に服装を選ぶ流れが進んでいる。
 県内の自治体では2022年度から通年化の導入が広がり、現在は県と13市町村が取り入れている。日田市は昨年11月、職員からの要望もあり通年化に切り替えた。総務課の工藤大器主任(33)は「一年を通してノーネクタイで働けるようになり、仕事がよりはかどるようになった」。庁舎内では職員の軽装勤務を知らせるポスターを掲示しており、市民から不満の声は寄せられていないという。
 クールビズの期間自体は維持している自治体でも、「暑さが長引いていることから期間を10月末まで1カ月延ばした」(豊後高田市)など柔軟な対応が進む。「地元のPRを兼ねてポロシャツを作った部署もある」(玖珠町)など、工夫するところも。
 民間企業でも定着しつつある。豊和銀行は23年9月から男性行員のネクタイ、女性行員の制服の着用を任意にしている。大分銀行は今年4月からビジネスカジュアルを導入。TPO(時、場所、場合)に合わせた服装を選択できるようにしている。

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