母の日ギフト商戦、需要多様化で「モノ」「コト」に力 自宅で楽しむグッズ、ホテルの限定プラン…

母の日コーナーの商品を手に取る買い物客=大分市府内町のトキハ本店

 10日の「母の日」を前に、県内の商業施設や生花店ではギフト商戦が始まっている。定番のカーネーション以外にも自宅で楽しむグッズやホテルの限定プランなどラインアップは幅広い。需要の多様化を背景に、各店が「モノ」「コト」それぞれに力を入れている。
 大分市府内町のトキハ本店は5階生活雑貨売り場でルームシューズやエプロン、ドライヤーなど自宅で使えるアイテムを薦める。売り場担当の長野真由美さん(51)は「美容家電など高価格の商品は、親子で一緒に使う前提で購入する人が多い」と説明する。
 商品を見ていた大分市西大道の主婦、渡部昭代さん(62)は「毎年実母と義母に洋服を贈っている。自分用にはアロマとエコバッグを買うつもり」と笑顔。
 同市東大道の生花店「だんだん畑」はカーネーションやガーベラ、ミニコチョウランといった切り花・鉢物を約130種類そろえる。売れ筋はすぐに飾れて手入れがしやすいアレンジメントで、相場は3千~5千円台という。
 日野照也社長(57)は「カーネーションは赤やピンクのほか、水色など珍しい色も人気」と語る。
 別府市鉄輪のANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパは9、10の両日、限定プランを準備。温泉が利用できるランチビュッフェ(7千円~)、ノンアルコールカクテルが付いたアフタヌーンティー(6500円)があり、いずれもカーネーションの花束付き。
 広報の播野巧磨さん(51)は「旬の食材を使ったホテルならではの食事で感謝の気持ちを伝えてもらえたら」と話している。

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