臼杵の八町大路で3日に物産展、小倉・旦過市場も出店 火災きっかけに商店街同士が交流

小倉名物「ぬか炊き」の店主(右)と打ち合わせをする臼杵市中央通り商店街振興組合の関係者=4月、北九州市小倉北区

 【臼杵】臼杵市臼杵の市中央通り商店街振興組合(前田勝雅理事長)は3日、八町大路の福幸幟市(ふっこうのぼりいち)で、交流を続ける北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場協同組合(黒瀬善裕理事長)の名物食品を並べる「福幸物産展」を開く。共に火災からの再建を目指す商店街同士のイベント。関係者は「ぜひ楽しんで」と呼びかけている。
 八町大路は2024年11月、旦過市場は22年4月と8月に大火に見舞われた。交流のきっかけは24年の臼杵市関係者の視察。2度の大火に見舞われた旦過市場関係者から再建に必要な情報などを教えてもらった。
 この際、黒瀬理事長の「同じ境遇の仲間として協力したい」との呼びかけで交流が本格化。復興フォーラムの参加など、互いに往来を続け、臼杵での物産展開催も決まった。
 4月中旬、八町大路の店主ら約40人が旦過市場を訪れ、物産展に向けて打ち合わせをした。当日は具材にぬか床を加えて煮込む小倉名物「ぬか炊き」、小倉かまぼこの名物「カナッペ」など、13店から40種以上の商品が並ぶことになった。
 タケノコやクジラのぬか炊きを扱う「橘屋」の橘逸仁さん(35)は「臼杵の商店街関係者と交流が生まれてうれしい。旦過市場のグルメを堪能してほしい」とPR。企画した市中央通り商店街振興組合青年部の藤原紳一郎部会長(61)は「商売そっちのけで、火災をきっかけに生まれたイベント。たくさんの人に八町大路を楽しんでほしい」と話した。

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