大分県立歴史博物館、LED化で12月から長期休館 出張講座やバーチャル体験推進へ

LED化工事のため12月から休館する県立歴史博物館=宇佐市高森

 【宇佐】宇佐市高森の県立歴史博物館は、12月から2028年4月中旬まで長期休館する。館内の照明全てを蛍光灯から発光ダイオード(LED)に切り替える工事のため。休館中は出張講座に力を入れ、インターネットで館内巡りを疑似体験できるバーチャルミュージアムの利用を促していく。
 1981年に開館し、延べ床面積は9171平方メートル。照明の大部分を占める蛍光灯は2027年末までに国際的な措置で製造と輸出入が禁止されるため、LED化を決めた。
 特に展示室の照明は特注品が多く、現在も蛍光灯の在庫や部品不足に悩んでいる。交換できない照明はスポットライトで代替している。LED化で明るさ調整が容易になり、長寿命化も図れるという。事業費は億単位になる見込み。
 休館中は館内には入ることができないが、駐車場や宇佐風土記の丘の利用は可能。学芸員による出張講座は継続し、バーチャルミュージアム「旅するれきはく」の利用促進を図る。
 学芸調査課の井大樹研究員は「1年以上の長期休館となるが、LED化でより明るく見やすい博物館に生まれ変わる。休館中も県民への情報発信に努めていく」と話している。
 休館までの特別・企画展の日程は次の通り。
 ▽企画展「れきはくコレクション2026」 5月10日まで▽企画展「海のめぐみとくらし―おおいたの海」 6月26日~8月30日▽開館45周年記念特別展「ほとけのいますところ」 10月2日~11月15日

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