【中津】中津市本耶馬渓町の特産そばを生かした万能調味料「そばのこスパイス」の販売が、同町曽木の道の駅「耶馬(やぱ)トピア」で始まった。開発したのは別府溝部学園短大食物栄養学科(別府市)の学生。「栄養価が高く、いろんな料理のおいしさが一段上がる」とアピールしている。
同短大が市と連携して、本耶馬渓地域を振興する活動の一環。食物栄養学科によると、そばは血管の働きを強化するとされるルチン、疲労回復効果のあるビタミンB1を多く含んでいる。「体にいいそばを手軽に生活に取り入れてもらおう」と2年かけて商品化した。
主な原料は、耶馬トピア運営会社はばたきが作った「焙煎(ばいせん)そば粉」と市販のさんしょう粉。鶏ガラ、塩こしょうなども使っている。「黄金比の配合」(食物栄養学科)で、そばの風味とうま味とともに、ピリッとした辛さと心地よいしびれを感じる仕上がりにした。
ポテトなどの揚げ物をはじめ、乳製品やスイーツにかけると「斬新な味わいになる」という。
3月下旬、そばのこスパイスの発表会が耶馬トピアであった。パッケージのデザインも学生が担当した商品をお披露目。いろいろな料理に振りかけて試食した住民や関係者は「意外なおいしさ」「味変に使える」「アイスに合う。ずっと食べられる」と大好評だった。
学生たちは卒業研究として取り組んだ。別府市の徳丸亜美さん(26)は「配合の組み合わせを何度も試すなど苦労したけど、自慢できる味ができた。子どもからお年寄りまで楽しんでほしい」と呼びかけた。
1個20グラム入り、税込み480円。近隣の道の駅でも販売を予定している。