【大分】大分市は野津原市民センターを大規模改修し、公民館と老人いこいの家の機能を統合する方針を決めた。市が進める「公共施設等総合管理計画」の一環。2029年度の利用開始を目指す。拠点の集約で維持管理コストを圧縮しながら、多世代が日常的に交わる新拠点をつくる。
野津原地区に点在する3施設のうち、野津原公民館は1976年、野津原老人いこいの家は89年から利用され、更新時期を迎える。
集約先の市民センター(鉄骨2階、延べ床面積3538平方メートル)は、旧野津原町役場として98年に完成した。500メートルほど離れた2施設を統合することで、施設の長寿命化と数の最適化を同時に図る。
計画では市民センターの1階に支所と公民館の窓口、図書室を配置。2階には会議室、和室、調理実習室をまとめ、学習や談話などができるフリースペースも設ける。建物内に収まらない集会室(延べ床面積約700平方メートル)は、西側広場に別棟として新築する。
市管財課は、複数の拠点が一つになることで、手続きに訪れる人や高齢者、学生など、幅広い地域住民の交流促進に期待する。
事業は2026年度に設計、27年度に着工予定。工事期間中の支所機能は野津原公民館に移す。