佐賀関大火の被災者支援、大分市で7月にコンサート 県内出身音楽家3人が出演「前へ進む力に」

幅広い層になじみのある曲をそろえたコンサートのチラシ

 【大分】音楽で地元に力を―。大分出身のアーティスト3人による「大分市佐賀関地域大規模火災チャリティーコンサート『凪(なぎ)』」が7月10日午後6時半から、大分市高砂町のいいちこ音の泉ホールで開かれる。被災者は無料で招待する(受付で名前、住所を記入)。
 声楽家の紀野洋孝さん(テノール、大分市佐賀関出身)と首藤玲奈さん(ソプラノ、別府市出身)、ピアニストの平山麻美さん(大分市出身)が「被災された方々と佐賀関のまちに一日も早く元気を取り戻してもらおう」と、昨年末から構想。実行委員会(委員長・大屋譲佐賀関病院長)に地元有志も加わり、開催にこぎ着けた。
 第一線で活躍する3人。演奏曲は成田為三「浜辺の歌」、中田章「早春賦」、大中恩「いぬのおまわりさん」、ガーシュイン「アイ・ガット・リズム」など。どの世代にもなじみのある聴きやすいナンバーをそろえた。
 紀野さんは「佐賀関をイメージした海の曲など堅苦しくないプログラムにした。聴いて温かい気持ちになってほしい」、首藤さんは「音楽で心をつなぎ、前へ進む力にしてもらいたい」、平山さんは「一緒に口ずさんで楽しみ、明るい気持ちになって」と話している。
 入場料は一般3千円。大学生以下千円。未就学児も入場できる。収益は義援金として大分市に寄付する。ヱトウ南海堂、トキハ会館プレイガイド、ムジカシラサワなどで取り扱っている。申し込みフォームからも予約できる。
 佐賀関バスセンターから同ホール間の無料送迎バスも運行される。
 コンサートやチケットについての問い合わせは松井さん(080-6401-7065、メールoto.music.1948@gmail.com)、バスの申し込みと問い合わせは嵯峨さん(090-8628-3764)。

■当日は会場に募金箱が設置
 当日は会場に募金箱が設置されるほか、佐賀関にちなんだ物販コーナーも設けられる。竹田市の但馬屋老舗による海をイメージした和菓子や「道の駅さがのせき」の人気商品、東京の老舗染色工場から生まれたブランドによる染め物などが並び、売り上げは義援金として寄付される。

最新記事
佐賀関の復興市営住宅、21日現在で32世帯が入居を希望
大分市の明野中央病院で「ふれあい看護体験」 高校3年生が血圧測定や足浴の手伝い
大分市の長浜神社で「おみか餅」作り 7月5日から夏季大祭、色鮮やかな300本販売へ
大分市産業活性化プラザが7月に女性のためのリーダー育成塾 チームのまとめ方など解説
大分市議会