本格的な登山シーズンの幕開けを告げる「第73回くじゅう山開き」が19日、竹田市の久住山(1786メートル)山頂であった。雨が降る中、県内外から登山愛好家が集まった。
同市や九重町、国、県、観光関係機関などでつくるくじゅう観光連盟(会長・土居昌弘竹田市長)が主催した。午前11時過ぎ、霧に包まれた山頂で約300人が万歳三唱。今年の干支(えと)「午(うま)」にちなんだ記念のペナントが配られた。
大阪市の松尾秀生さん(69)は「久住山に来るのは約50年ぶり。無事に登れてうれしい」と笑顔。臼杵市稲田の阿部誠さん(90)は「毎年、この季節が楽しみ。来年も来ます」と話した。
同連盟は混雑緩和を目的に、2年前から山開きの開催を2カ月ほど早めた。竹田市久住支所によると、登山口周辺の道路や駐車場で混み合うことが少なくなり効果が出ているという。
久住山を含む「くじゅう連山」はミヤマキリシマの群生地としても人気。5月下旬ごろから、山肌がピンク色の花で染まり見頃を迎える。