【中津】日本唯一の唐揚げの全国大会「第17回からあげグランプリ」の授賞式が10日、中津市東本町のヴィラルーチェで開かれた。例年は東京開催だが、初めて「聖地」とされる中津が会場となった。最高金賞に地元の2店舗が選ばれるなど、呼び名に恥じない実力を見せた。
同グランプリは、日本唐揚協会が「日本で一番うまい唐揚げ屋さんを決めよう」と2010年から毎年、開いている。
今回は、しょうゆダレ、塩ダレ、手羽先などの一般部門とスーパー総菜部門の計16部門で審査。一般部門には397店舗のエントリーがあり、インターネットで集まった11万人の投票で受賞者を選んだ。金賞61店舗のうち、県内からは9店舗が入った。
授賞式には、金賞を受賞した全国各地の専門店やスーパーなどの関係者約200人が出席した。金賞の店舗代表者がステージに並ぶ中、各部門の最高金賞を発表。中津市内からは塩ダレ部門で「元祖!中津からあげ もり山」、西日本しょうゆダレ部門で「からあげ専門店げんきや」の2店舗が選ばれた。
「もり山」の森山浩二取締役(67)は「14度目の最高金賞。今回は地元開催なので格別にうれしい。もっとおいしい唐揚げを作りたい」と笑顔。「げんきや」の井口(いのくち)泰宏取締役(53)は「今まで取り組んできた材料や調理工程を守り続けた成果だ」と喜んだ。
その他の県内の金賞受賞店は次の通り。
▽西日本しょうゆダレ部門 からあげ太閤、唐揚げ専門店とりあん(以上、宇佐市)からあげの鳥しん、中津からあげ からいち、吉吾(以上、中津市)▽手羽先部門 あげ処ぶんごや(中津市)▽西日本味バラエティ部門 中津彩鶏々~イロトリドリ~(中津市)▽弁当部門 からあげ専門店げんきや、吉吾(以上、中津市)
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唐揚げの「聖地」とされる中津市と「専門店発祥の地」と呼ばれる宇佐市は10日、「カラアゲシティプロジェクト」と題した共同宣言をした。唐揚げを通じた食文化の向上や観光PRで力を合わせる。
「第17回からあげグランプリ」授賞式の会場で、奥塚正典中津市長と後藤竜也宇佐市長が共同宣言書にサイン。2人は「唐揚げで世界を動かすムーブメントにしたい」などと気勢を上げた。
唐揚げを通じて(1)文化の継承と進化(2)地域の共創と発展(3)平和と笑顔の創造―などに取り組むという。