明治安田J2・J3百年構想リーグ第9節(5日・いちご宮崎新富サッカー場ほか=9試合)西B組のJ2大分は佐賀県の駅前不動産スタジアムでJ2鳥栖と対戦し、1―0で勝った。通算5勝4敗(勝ち点14)で暫定3位に浮上した。
大分は第10節第1日の11日午後7時から、大分市のクラサスドーム大分でJ3山口と対戦する。
【大分1―0鳥栖評】大分は前半の1点を守り、4試合ぶりに白星をつかんだ。
大分は積極的な守備から主導権を握った。序盤から相手ゴールを脅かし、前半42分にMF木許のパスに抜け出したFW金のミドルシュートで先制した。
後半は好機を生かせず追加点こそ奪えなかったが、守備陣が無失点でしのいだ。
■5試合ぶり復帰、攻守に迫力
大分は攻守の迫力で鳥栖を圧倒し、連敗を3で止めた。敵地での今季初勝利を呼び込む一撃を見舞ったFW金賢祐(キムヒョンウ)は「練習でいい準備ができていたから勝利につながった。素直にうれしい」と喜びをかみしめた。
常にゴールを狙うストライカーの嗅覚が決勝点につながった。前半42分、MF木許太賀のパスを追ってDFラインの背後へ。角度のない位置から「シュートを打ったことも覚えていない。たぶん感覚」と右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。
第4節の熊本戦で負傷交代し、戦列を離れるとチームの状況は一変。ワントップの柱を欠き、攻守の歯車が狂った姿を「攻撃も守備も迷いがある」と冷静に見つめていた。
5試合ぶりにピッチに戻り、前線から相手に圧力をかける今季のトリニータのスタイルを体現。「見ている人にも、積極的な姿勢を久々に感じてもらえたと思う」とうなずいた。
地域リーグラウンドは前半の9試合を終え、後半戦に入る。チームトップの今季3点目を挙げたものの、目標に掲げる2桁得点とはまだ開きがある。「目指すところは変わらない。これからも積極的に点を取りにいく」。鋭いまなざしでエースの自覚をにじませた。
大分トリニータ・四方田修平監督の話 アウェーにもかかわらずホームのような雰囲気をつくってくれたサポーターに感謝したい。皆さんの支えがあったから選手は素晴らしいプレーができたと思うし、強い気持ちを見せてくれた。
MF木許太賀 (今季初先発)攻撃も守備もそれなりに力は出せたと思うが、ゴールという結果を残したかった。次はシュートを打ちたい。
①駅スタ
大分1―0鳥栖
1―0
0―0
▽得点者【分】金賢祐(前42分)