別府八湯温泉まつりの名物行事「扇山火まつり」が2日夜、別府市の扇山(792メートル)であった。山肌を焼く炎の帯と、50回開催を記念する花火が市民や観光客を魅了した。
午後6時、扇山採草組合のメンバーらが山に登り、八幡朝見神社で採火した御神火を点火。真っ赤な炎が、扇形に広がる稜線(りょうせん)をくっきりと縁取った。
扇山の麓では、燃え上がる様子を多くの見物客が楽しんだ。同僚3人と訪れていた大分市荏隈の会社員宮本優さん(26)は「こんなに間近で見たのは初めて。海外の人も喜んでいて、本当にすごいの一言」と話した。