【宇佐】ギフト向けの工芸品や生活雑貨の見本市「第101回東京インターナショナル・ギフト・ショー」(2月・東京都)で催されたライフデザインアワードで、宇佐市北宇佐の「佐々商 佐々木畳店」(佐々木康幸社長)の商品がグランプリに輝いた。畳の製作過程で余った端材を加工し、積み木として遊べるようにした品。県内事業者のグランプリは初めて。
同アワードには県内の8事業者を含む766社が出展。来場者の投票に加え、デザイナーやバイヤーら審査員が独創性や機能性、品質などの基準で審査した。
グランプリを獲得した商品は「畳の積み木カラフル(25ピース)」(税込み4万4千円)。和室が減少する中、畳をもっと身近に感じてほしいと、2022年に県産業科学技術センター(大分市)の支援などを受けて開発した。
おもちゃとしてだけでなくインテリアとしても高く評価され、佐々木社長(45)は「見た目の面白さや香り、手触りの良さなどが伝わった。イグサの希少価値や畳の魅力を再認識してもらえた」と胸を張る。
同社では畳の素晴らしさを伝えたいと従業員がアイデアを出し合い、イ草の匂いや消臭効果を生かしたアロマ、シューズキーパーなどさまざまな商品づくりに取り組んできた。
佐々木社長は「需要は減っているが、畳を日常生活に気軽に取り入れ、感じてもらいたい。受賞が新商品の開発や企画などの商談につながり、新たな事業展開のきっかけになれば」と期待している。
畳の積み木などの商品は同社敷地内のショールームで展示している。問い合わせは同社(0978-37-1475)。