「みんな、おしゃべり!」異なる言語でどう共生するか

「みんな、おしゃべり!」の一場面(ⓒ2025映画「みんな、おしゃべり!」製作委員会)

 手話と外国語、異なる言語を持つコミュニティーの衝突を描いたコメディー。
 電器店を営むろう者の和彦は、店を訪れていたクルド人男性ルファトが商品を壊したと勘違い。手話を使って話しかける和彦と、母国語でしゃべるルファトは意思疎通ができず険悪な雰囲気に。やがて多くの人々を巻き込んだ小競り合いに発展する。
 和彦の娘で聴者の夏海と、ルファトの息子で日本語が話せるヒワも争いの渦に巻き込まれる。両者の仲裁をしようとするのだが…。
 相手の言語が分からない場合、特性や民族が持つイメージにとらわれてしまうということはよくあること。ラストシーンまで、クスリとさせるストーリーの中に、人々が言語の壁を越えて共生していくためのヒントが詰まっている。
 監督は、ろう者の親を持つ河合健。障害者や健常者、外国人居住者が抱える複雑な思いをすくい上げながら、さっぱりとした後味に仕上げている。 

 シネマ5bisで4月4日(土)~10日(金)の午後0時半。4日の上映終了後に河合監督が舞台あいさつをする。手話通訳あり。(この日程以外も上映あり)

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 「大分合同新聞ムービーアワー」は厳選した映画をお届けするプロジェクト。テーマや話題性を吟味した作品を週替わりで上映します。

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