「衣服ロスもったいない」佐伯豊南高生がリユース活動 校内で呼びかけ471着回収、桜まつりで販売へ

衣服のリユース活動に取り組む商業部員=佐伯市の佐伯豊南高

 【佐伯】佐伯市の佐伯豊南高商業部の2年生5人が衣服のリユース(再使用)活動に取り組んでいる。啓発を兼ねた成果発表として、市中心部で開かれるさいき桜まつり(28、29日)会場で回収した衣服を販売する。
 活動をしているのは部長の坂本ヒカルさん、吉岡ひかりさん、伊東由衣さん、清原結衣さん、右田明日華(あすは)さん。活動テーマを模索していたところ、昨年11月、古着循環事業の「DISCO OITA」(大分市)の宮崎洋輔代表との勉強会で「衣服ロス」を知った。
 服一着作るのにバスタブ11杯分の水が必要、国内で年間15億着が廃棄されているといった現状を知り「一人の消費者としてもったいない」(坂本部長)と感じ、取り組むことにした。
 昨年末、校内に着用できる服の回収ボックスを設置。現状や課題を訴えるとともに、生徒、保護者、教諭らに呼びかけたところ、1月末までに471着が集まった。
 重さ計約180キロで、全てを再利用できれば二酸化炭素約4・6トン分の削減につながる。活動を通して違う誰かに着てもらえる仕組みづくりの重要性を実感した。
 部員は「これまでは服を手放す時は捨てるだけだったが、現状を知っていろいろ考えるようになった。多くの人に理解してもらえるよう、イベントへの出店やフリーマーケット開催などを続けたい」と話した。

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