【別府】別府市は別府大短期大学部やコープおおいたと連携して「べっぷに恋する♪地獄めぐり弁当」を商品化した。市内7カ所の地獄をイメージしたおかずなどを考案し、2種類の弁当に詰め込んだ。栄養バランスにも優れ、期間限定で販売している。
市の管理栄養士と民間事業者が2018年度から進める「健幸弁当」開発支援事業の一環。1食当たり▽700キロカロリー程度▽食塩相当量3グラム以下▽野菜料理1品以上―を条件に、これまで6種類が市販化(要予約)されている。
ラインアップの充実を目指し、市が両者に依頼。メニューのレシピは食物栄養科の学生9人が考え、コープおおいたと市の管理栄養士が協力した。
「血の池地獄」は肉と野菜をピリ辛で味付けした「炎のプルコギ」で表現した。「釜飯風炊き込みご飯」は「かまど地獄」から着想。「鬼石坊主地獄」は沸き上がる熱泥を「里芋のゆずあんかけ」でなぞらえた。ブルーのかぼすゼリーは「海地獄」を見立てた。
弁当のバージョン1は5カ所、バージョン2は4カ所の地獄のメニューを取り入れている。価格はいずれも645円(税込み)で、1は4月9日まで、2は4月10日から5月9日まで、別府市と大分市のコープおおいた(計5店)で販売する。
別府市上下水道局で今月9日あった発表会では、学生らが栄養バランスなどを説明。「家族で安心して食べてほしい」「行楽地で楽しんで」とアピールした。
試食した阿部万寿夫副市長は「地獄が想像できるような見た目で、味もしっかりしていた。市民や観光客に味わってもらいたい」と講評した。