津久見市長目半島の大漁桜100本、花見が可能に 基金活用し植樹、寄付受け管理

見頃となった大漁桜=津久見市長目

 【津久見】津久見市長目半島の大漁桜が花を咲かせた。人口減が進む地域を活性化しようと住民らが2019年に植樹し、手入れを続けてきた。今春は花見が楽しめるほどに咲きそろい、住民は四浦の河津桜、青江のソメイヨシノとヤマザクラに次ぐ桜の名所となることを期待している。
 今月上旬に見頃を迎える大漁桜は一重咲きで、サクラダイのような淡い紅色の花びらが特徴。河津桜とソメイヨシノのシーズンのはざまに見られる品種を選んだ。
 植樹は民間の「瀬戸内オリーブ基金」を活用し、住民やボランティアで実施。その後も地元企業から追加の苗木や防獣ネットの寄付を受け、区の元気につながるよう住民同士で協力して大切に管理してきた。
 現在は区内に約100本が育つ。生育状況に差はあるが、旧長目小敷地内や付近の県道沿いは花見ができるまでに成長。かわいらしい桜の花が津久見湾に映え、住民や道行く人を楽しませている。
 植樹当時の区役員高野正一さん(66)は「高齢の方は遠出せずとも桜を見られるようになったと喜んでいる。区に憩いの空間が生まれて、活性化につながればうれしい」と話した。

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