「宿泊税、早ければ27年1月から導入」佐藤知事が方針 税収配分は大分県3割、市町村7割

宿泊税の導入について説明する佐藤樹一郎知事=2日、県庁

 佐藤樹一郎知事は2日の定例会見で、早ければ2027年1月からの宿泊税導入を目指し、関係条例を今年6月の定例県議会に提案する方針を明らかにした。年間18億~19億円と試算している税収は市町村側に7割と手厚く配分し、地域の実情に即した施策に生かしてもらう。制度の概要を県民に公表し、3月末からパブリックコメントを募る。
 18市町村の担当課長を集めた会議を先月20日に開き、県3割、市町村7割の配分割合などを伝達して合意を取ったという。市町村間の配分割合は、宿泊税の税収割合を基本に協議する。
 大分と同じ方式で徴収する県で、市町村側の配分割合が多いケースはないという。
 宿泊税は旅館やホテルなどの事業者が宿泊者から徴収する。税率は宿泊料金の5千円未満から10万円以上まで4段階あり、額は1人1泊100円から2千円。修学旅行など一部の課税は免除される。
 県はスムーズな導入に向けて、レジシステムの改修を補助する制度を創設する考え。徴収する事業者には納入した税額の2・5%を報償金として交付する。罰則の導入も検討する。
 佐藤知事は「観光には情報発信や施設整備などさまざま費用がかかる。何度も来たいと思ってもらえるよう大分の魅力を高めたい」と話した。

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